山田耕史のファッションブログ

ファッションは生活であり、文化である。

デザイナーブランドがECに勝つ為の集客方法。



【このエントリのポイント】デザイナーのアトリエを併設するショップが増加中


こんにちは。

最近氷砂糖にハマっている

ファッションアナリスト山田耕史(@yamada0221)です。





・ブランドショップにデザイナーのアトリエを併設



少し前になりますが、

メンズファッション誌OCEANSに

こんな記事が掲載されていました。


パリでもコレクションを開催している

人気デザイナーブランド、ミハラヤスヒロのショップに

アトリエが併設されており、

デザイナーの三原康裕氏がそこで作業をしている事もある、という内容です。

ミハラヤスヒロのシューズ専門店「Atelier MIHARAYASUHIRO」原宿にオープン | ニュース - ファッションプレス

私がこれを見て思い出したのが

原宿明治通り沿いにあるタケオキクチの旗艦店です。

一昨年オープンしたこちらのショップにもアトリエが併設されており、

日本メンズファッション史に名を残すデザイナー、

菊池武夫氏が作業している姿を見る事が出来るのです。
実際私も何度かそのショップで菊池武夫氏が作業しているのを目撃した事があります。

私はタケオキクチの服を購入した事はありませんし、

菊池武夫氏のファンという訳でもありませんが、

実際に有名デザイナーの作業風景を見られて興奮しましたし、

その後タケオキクチというブランドに前よりも

親しみを感じるようになったと思います。

・格好良い服を並べていればいい、という時代は終わった


今までデザイナーブランドのショップには

ショップが入り辛かったりスタッフが無愛想だったりと

どこか近寄りがたいイメージがあったのではないでしょうか。

服だけを見てくれたら良い、

そのような姿勢を感じさせるブランドも沢山あったと思います。

というか今も沢山あります。

ですが、そのような時代はもう終わったのかもしれません。

・デザイナーブランドのショップがECに勝つ方法


AmazonやZOZOTOWNなどのECが発達し、

人がリアルショップを訪れる必要性は

どんどん少なくなってきています。

そんな中、少しでも多くの人にショップを訪れてもらう為には

ECや他のショップでは出来ない体験を

提供する事が必要です。

デザイナーブランドにはデザイナーという資産があります。

この資産を最大限に活かす事が

今後のデザイナーブランドの拡大に必要なのではないかと思います。


最後までご覧いただきありがとうございました!

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