山田耕史のファッションブログ

ファッションは生活であり、文化である。

セレクトショップはセレクトしていますか?

こんにちは。兼業主夫/ファッションアナリスト/ワークマン公認アンバサダーの山田耕史(@yamada0221)です。
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2012年12月号のBeginを読みながら思った事です。




最近セレクトショップの同質化が顕著になっており、

特にオリジナル商品はどのアイテムがどのショップのものか

全く見分けがつかない状態です。


例えばクレイジーカラーボタンのオックスフォードシャツ。




グリーンレーベルリラクシングでヒットして

追随した類似アイテムが市場に溢れていました。



が。

まぁそれはわかるんです。

数を売って行きたいオリジナル商品は

定番+αのちょっとしたデザインアイテムになるので

どこも似てきてしまうのは仕方ありません。


私が今回ツッコミたいのは

「セレクトショップのセレクトアイテムのカブり」

です。

例えばこちらのページ。


カナダグースのダウンジャケットのページなのですが、

ビームスとユナイテッドアローズが

それぞれの別注アイテムを披露しています。

まぁブランドがカブっているとはいえ、

別注アイテムなのでそれぞれのショップらしさは

表現していると思うのですが、

驚かされたのがこちらのページ。



ウールリッチのニューアークティックパーカーという全く同じアイテムを

ビームスF、エディフィス、バーニーズニューヨーク、トゥモローランドの

4ショップのスタッフが紹介しています。


これってどうなんでしょう?

このページはメーカー(インポーター)が

このアイテムの魅力をアピールする為に

「あのショップもこのショップも認めた、価値のあるアイテムなのですよ」

というアイテムが焦点の記事なのでしょうが、

ショップに焦点を変えると

同時にこういう事も表現してしまっているのではないでしょうか。


「うちのショップは他のショップと全く同じアイテムを取り扱っております」


つまり


「うちのショップのセレクトには個性なんてありません」


と。


他のセレクトショップと全く同じ商品をセレクトしているショップって

セレクトショップと呼べるのでしょうか。


それとも売上げが見込める定番商品だから、

カブるのは仕方ないのでしょうか。

私の感覚ですと、

コンバースのオールスターやリーバイス501、

セントジェームスのバスクシャツあたりなら

永世定番アイテムとしてカブってしまうのは理解ます。

しかし、それ以外のアイテムは出来ればカブるのは

避けて欲しいと思うのですが、いかがでしょうか。


オリジナルの同質化はともかく、セレクトアイテムでは

セレクトショップのプライドを見せて欲しいと思います。




※注
ここで述べられている内容は書き手の所属する組織・団体の主張を
代表・代弁するものではなくあくまでも筆者一「個人」としてのものです。